リハビリ

静かに変わった日常

【高次脳機能障害】回復しているのに、苦しくなる。高次脳機能障害という病気のもう一つの壁

高次脳機能障害の夫が回復するにつれて見えてきたのは、自身の障害を理解する「病識」が育ち、理想と現実のギャップに苦しむ姿でした。回復しているからこそ苦しいという切ない現実と、新たに受診した専門外来で先生にかけられた言葉、そして妻として夫とどう向き合っていくかを綴ります。

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【第三十五話】私たちがキャンプを始めた理由。自然がくれた脳のリハビリと、これからの暮らし

全34回の連載を終えて。私たちが本格的にキャンプを始めた本当の理由、それは「脳のリハビリ」にありました。多感覚の刺激、自信を取り戻す成功体験、そして介護に疲れた心の癒やし。ここから始まる「私たちの新しい暮らしの記録」への温かいプロローグ。

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【第二十二話】「お前、ずっと変やった」夫の一言で解けた呪縛と、社会復帰への準備

退院から5週間。「お前ずっと変やった」と夫に見抜かれ、無理して作っていた笑顔の呪縛が解けた日。同僚の温かい言葉に感謝しながらも、減らない酒とタバコへの不安。散髪へ行き、社会復帰へと前へ進もうとする夫を見守る、葛藤の日々の記録。

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【第二十一話】キャンセルした銀婚式。そして芽生え始めた「病院への不信感」

温泉旅行をキャンセルして迎えた、銀婚式の食事。散歩中に梅の花の写真を送ってくれる夫の優しさに喜んだのも束の間。診断書の記載漏れ(脳挫傷の抜け)や、以前と違う医師の曖昧な発言から、病院への不信感が芽生え始めた日々の記録。

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【第二十話】「毎日、本当は辛い」病識を持ち始めた夫の苦悩と、小学生の漢字ドリル

退院から3週間。言葉の受け取り方のズレから生じる口論に悩みながら、小学生の漢字ドリルで一歩ずつ進む日々。「病識ってどう説明したらいい?」「毎日、本当は辛い」と、自らの障害に気づき苦しむ夫と、焦る自分への懺悔の記録。

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【第十九話】一人で乗れた電車と「川の名前が出てこない」ショック。生かされた意味を信じて

退院から2週間。一人で電車に乗って帰ってこられた喜びと、「地元の川の名前が出てこない」とショックを受ける夫。トラウマのような不安を抱えながらも、「この人が助かったのには意味がある」と自分を奮い立たせた日々の記録。

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【第十八話】「俺は必要なやつになるから」夫からのLINEと、不思議なリハビリ

「監視されてるみたいや」と嫌がる夫を、隣の母屋でこっそり見守る日々。突然届いた「俺は必要なやつになるから!」というLINEに涙した日。不思議なリハビリの症状に戸惑う中、本で見つけた「必ずよくなる」という希望の言葉を胸に、一歩ずつ歩み始めた記録。

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【第十七話】普通に見えるのに何かがおかしい。「イヌ」と言えなかったリハビリの日

2度目の退院。昔のことは覚えているのに、物の名前が出てこない。一見「普通」に見える夫との生活に戸惑う日々。そして退院後5日目、リハビリのテストで簡単な言葉が出ず、夫自身が「俺、おかしいな」と残酷な現実に気づき始めた日の記録。

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